契約社員ですが、長く勤めてきたのに契約の更新を拒絶されてしまいました

質問

期間半年の契約社員として、6年間、11回も契約更新をして勤務してきましたが、今回更新しないと言われました。理由は「君の仕事が不要になった」と言われています。私は今の会社で仕事を続けたいのですが、このまま契約終了を受け入れるしかないのでしょうか。

 

回答

契約社員の更新拒絶を「雇止め」と言いますが、雇止めの全てが認められるのではありません。 

確かに契約社員(有期雇用契約)の場合、契約期間が終了すると雇用契約も終了するのが原則です。しかし、何度も契約を更新していたり、業務内容が正社員と違いがない場合などで契約社員が更新を期待するのが当然という場合は更新拒絶が認められない場合があります。

例えば、過去の更新時に「君にはずっと当社で働いてもらいたい」と会社から言われていたとすれば、契約社員が更新を期待するのが当然といえるので、更新拒絶が認められない可能性があります。

したがって、質問のケースでは、6年間と比較的長い期間更新が繰り返されているので、過去の更新の経緯、正社員と比べた業務の内容などによっては、更新拒絶が認められない可能性があります。

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